炎暑の夏が過ぎ、ようやく歩ける季節になってきたので、「奥の細道」徒歩の旅を再開した。
2025年10月17日7時47分、小山駅を出発。真っすぐ壬生へ向かうのではなく、芭蕉が奥のほそ道で尋ねた初めての歌枕「室の八島」を訪ねる。
また、せっかくなので「しもつけ風土記の丘」にも寄り道する。
喜沢に男体山の石柱がたっている。ここで日光街道と別れを告げる。
小山カントリークラブに挟まれた道は途端に自然が濃くなる。何とイノシシが・・・奥多摩で出会って以来。
左手に思川の土手を見ながら、琵琶塚古墳の方へ左に入って行く。そのまま「しもつけ風土記の丘」へ。ただ、看板は「天平の丘公園」との表示ばかり。
これを抜けて、下野国分寺跡を抜けて、再び壬生通りに戻る。
花見ヶ岡の交差点から思川を渡り、「室の八島」(大神神社)へ近道をゆくが、幹線道路を外れると直ぐに道に迷う。
途中で、散歩中の男性に道を尋ねながら道標を頼りに「室の八島」へ。
ここから今井の交差点の先までは歩道もない。12時7分に壬生駅着。ほぼ想定通り。
ここまで来ると、コンビニも少なく、飲料は自販機に頼るしかない。食堂、喫茶店の類はないものと思わねばならない。
さて、壬生からはどうなるのか。きっちり調べたわけではないが、まず楡木あたり。次に、文挾を経て今市。これで経路があっているのかどうか?
ただ、今市までたどり着ければ、その次には裏見の滝に行けるのではないか。
少しゴールが見えて来た感じがした晩秋の一日だった。